『Tera×スク 』オープンセミナー2025 第1回「背負う管理職」から「動き出す現場」へ ―トップダウンから“全員で動かす経営”へ―

セミナー趣旨
「現場が限界に近づいている──」
慢性的な人材不足、疲弊する職員、新しい世代とのコミュケーションギャップ、管理職の孤立とメンタル不全。
現場の“重さ”を中間層が一手に背負い、組織の機能が止まりかけている。
しかし経営としては、制度改定・報酬確保・人材採用など、
止まれないミッションを抱えています。
それでも、「このままトップダウンで押し切るわけにはいかない」
──そう感じている経営者の方へ。
今、求められるのは
“誰かが背負う”構造から、
“みんなで動かす”構造への転換です。
■ 現場が“指示待ち”になっていませんか?
「こんなに伝えているのに、なぜ動かないのか」
「管理職に任せているのに、成果が見えない」
「何度方針を打ち出しても、結局トップが動く羽目になる」
──そんな葛藤を感じていないでしょうか?
それは、経営や管理職の“熱意不足”でも、
スタッフの“やる気の問題”でもありません。
問題は、“組織の構造”にあります。
トップが背負い、管理職が抱え込み、現場は受け身になる。
この“上意下達の一本線”では、現場はもう動けないのです。
■ 鍵は“管理職を変える”ではなく、“構造を変える”こと
組織が前に進むためには、
「上」からの指示だけでなく、
「中」からの対話と、「下」からの提案が交差するミドルアップダウン型の構造が不可欠です。
つまり、管理職が経営と現場の“橋渡し”として機能し、
全体が考え、動けるチームになることが、
組織の突破口になります。
本セミナーで得られる視点
- 管理職が「動けなくなる」組織の構造的な背景
- トップダウン型が限界を迎える医療福祉業界の現在地
- 「ミドルアップダウン」という現実的な転換戦略
- 管理職を“つなぎ役”ではなく“動かす起点”にする方法
- 現場が自ら動き出す仕組みをつくる経営の視点
セミナー目次(構成)
1.なぜ今、組織が“動かなくなっている”のか
・管理職が疲弊し、孤立する組織構造
・トップダウン型が機能不全を起こす理由
2.「ミドルアップダウン」という発想
・管理職を“翻訳者”ではなく“起点”にする
・上から下へ/下から上へ、組織に動きをつくる方法
3.|現場が動き出す「仕組み」のつくり方
・経営が整えるべき“3つの視点”と“手放すもの”
・管理職同士が支え合う「チーム構造」の要点
日時
2025年6月25日(水)15:00~16:00
対象者
医療・福祉業界の
経営者/理事長/施設長/事業責任者/中間管理職クラスの方々
※同業者の受講はご遠慮いただいております。
受講方法
オンライン(Zoom開催)
受講料
無料
▼申し込みはこちらから▼
https://peatix.com/event/4390819/view
講師
渥美 崇史(あつみ たかし)
株式会社ピュアテラックス 代表取締役
静岡県浜松市生まれ、浜松市在住。
2003年大学卒業後、ヘルスケアに特化した経営コンサルティンググループ、株式会社日本経営に入社し、病院・福祉施設の人事コンサルティングを行う。
2010年から同社でのマネジメントスクールを新規に立ち上げる。
次世代の組織運営とリーダーのあるべき姿を模索する中で、「学習する組織」「U理論」「NVC」「ホールシステムアプローチ」など、人と組織の覚醒と進化を促すソーシャル・テクノロジーに出会い、自社の部署運営や同スクールでの実践を繰り返しながら延べ約30,000人以上のリーダーを支援する事業に成長させる。
シニアマネジャーを経て、13年間務めた同社を退社。
2018年、株式会社ピュアテラックスを設立する。
趣味は、マラソン、ピアノ、書道、キャンプ。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」
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