2/19(土)同族経営における世代交代はなぜ上手く進まないのか? 〜トップ交代のタイミングですべき5つのこと〜

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開催背景

政界、スポーツ、ビジネス、今、様々な業界において世代交代が進んでいます。

とりわけ医療福祉経営においても、創業者から二代目へ、二代目から三代目へと経営のバトンタッチが進んでいます。

しかし、現実的にはその世代交代がスムーズに進むことは稀です。

1つは、後継者不足の問題です。

日本では、全体企業の97%が同族経営と言われていますが、とりわけ中小企業の後継者不在は深刻で、2025年頃に平均引退年齢70歳を迎える経営者は約245万人に達し、その半数にあたる127万人が後継者未定になるとされており、医療福祉業界においても後継者候補が存在しないという法人も少なくありません。

後継者の問題はある日突然どうにかなる問題ではなく、本来であれば、10年、20年という長期をかけて下準備をする重要な経営テーマもあります。

もう1つは、同族経営における親子間での世代交代の難しさです。

多くの場合、後継者は先代のやり方を否定するところから始まります。そこには、ビジネスの側面だけでなく、親子という長い年月によって積み上げられた関係性が根深く起因している部分も大きく、親子の関係性が事業全体に大きな影響を及ぼすことも少なくありません。

また、仮に次の世代に渡ったとしても、次は兄弟関係、従兄弟関係と事業に関わる血の繋がりは益々大きくなり、同族経営にはビジネスのガバナンスだけでなく、ファミリーのガバナンスという視点がより重要となってきます。

本セミナーでは、こういった同族経営特有の問題を踏まえ、世代交代のタイミングにおいて、何を踏まえておく必要があるのか、何に取り組む必要があるのかについてお伝えしていきます。

事業承継を迎える現経営者、それを引き継ぐ後継者、双方を繋ぐノンファミリー幹部(番頭)の方々、それぞれの立場から受けていただきたい内容です。

※参考記事 http://pure-terax.co.jp/2020/02/26/世代交代のタイミングにおいて側近幹部がすべき/

セミナー内容

【日時】

2月19日(土) 10:30〜12:00(ログイン開始:10:15)

【内容】

・トップの世代交代がスムーズに進まない理由

・同族経営の弱さ 〜ガバナンスの欠如と骨肉の争いが事業に与えるインパクト〜

・同族経営の強さ 〜ミッション重視の経営と長期政権による独自性の追求〜

・同族経営に必要な事業ガバナンスとファミリーガバナンスの視点

・世代交代はイノベーション(変革)の絶好のタイミング 〜トップ交代のタイミングですべき5つのこと〜

・それぞれが果たすべき役割

1)現経営者の役割

2)後継者の役割

3)ノンファミリー幹部(番頭)の役割

※予告なく内容が変更する場合があります。

【対象】

医療福祉経営に従事する経営者、後継者、ノンファミリー幹部(番頭)の方々

※同業者の方のお申し込みはお断りさせていただています。

【金額】

無料

【講師】

株式会社ピュアテラックス 代表取締役 渥美崇史

【受講方法】

zoomによるオンラインセミナー

【申し込み先】

https://peatix.com/event/3092157/view

 

講師紹介

株式会社ピュアテラックス 代表取締役 渥美崇史

  • 1980年静岡県浜松市生まれ。2003年、大学卒業後、ヘルスケアに特化した経営コンサルティンググループに入社し、病院・施設を対象に評価制度や報酬制度の設計などの人事コンサルティングに従事する。
  • その後、戦略や仕組みだけでは経営が改善されない現実を目の当たりにし、それらを動かすマネジメント層の教育に軸足を移す。2009年、医療福祉を対 象としたマネジメントスクールの新規事業を立ち上げ、事業責任者を務める。 約30,000人以上のマネジャーの成長を支援する事業に育てる。
  • その後、自社の運営にもマネジャーとして携わる中、トップの世代交代による 経営危機に直面する。業績低迷、社員の大量離職が続く中、学習する組織、U 理論といった組織論・変容理論に出会い、約2年間をかけて組織変革に取り組 み、当時の過去最高利益を達成する。その体験と理論をベースにクライアント の組織変革を手がける。
  • 2016年、13年間勤めた会社を退職し、独立する。
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